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入れ歯とは思えないミラクルフィット

入れ歯のサプライズ 軽くて小さい 入れ歯とは思えないミラクルフィット

ミラクルフィット

患者さんの声

2011-04-05 S.O 男性 61歳 

765|4567MT(上顎) 7654|67MT(下顎)

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4年前に初めて来院された時は、奥歯が無くなって何年もそのままの状態だが、全く支障は無いと言い切っておられました。
何回かに分けて噛みあわせの大切さを説明し、あまり納得されていないような状況だったのですが、説得するような形で、保険内の入れ歯を作りました。
しかし、どんなに調整をしても全く使って頂けず、他の種類の入れ歯の説明をしましたが、入れ歯自体への絶対拒否の状態が続き、インプラント治療もあまり希望されていませんでした。
今の状態で不自由は無いとおっしゃっておられたのですが、当院でミラクルフィットを扱えるようになったので、ミラクルフィットの特徴を説明したところ、半信半疑な感じでしたが、作ってみようとおっしゃいました。
いよいよ次回の来院の時に入れ歯が出来上がるという時にも、受付に、このままでいいのに・・・と言い残して帰られました。
当日は、調整後出し入れの練習をして帰宅されました。
その患者さんは営業マンでもあったので、人前で話をする仕事だから、入れ歯だと気づかれたくないという思いが強く、審美的にはミラクルフィットを気に入られたのですが、話せるかどうかを心配しての帰宅でした。
数日後に医院に電話があり、問題無く入れ歯を使っているという報告と、電話での言葉がわかりにくくないか・・・というお尋ねでした。
その時は、出来るだけ早く慣れるように、毎日使って下さいと申し上げただけでした。
入れ歯を入れ始めて、10日後くらいの来院日には、診療室のチェアに座った途端、今は居酒屋に行っても何も考えずに注文できる・・・というのが第一声でした。
その後来院する度に、しっかり噛んで食べていることが、どういうことか思い出した ・ しっかり噛んでいるから顔が引き締まってきた気がする ・ 今まではやわらかいものしか食べてなかったけど、何でも食べられるから嬉しい ・ しっかり噛んで食べているからか便秘が治った・・・・等、来院の度にご自分からいろいろ話して下さるようになり、口腔内の環境を健康な状態に整えておくことにも意欲的になられたばかりではなく、ヤニがつくのが嫌だからと禁煙することにしたとも言われました。
こんなに患者さんの意識が変わるものかと、こちらの方がびっくりするくらいに、こんなにも患者さんの日常生活に関われたことに、心から喜びを感じ、うれしい気持ちで一杯でした。
それから、奥歯が無いのに、何でも噛める・支障はないという患者さんの言葉は、健康な状態ではない範囲での言葉であって、今の環境に、ある程度妥協している範囲での食生活であったことを、改めて再確認しました。

 


義歯相談室(中川歯科医院)
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